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ウツタイン大阪プロジェクトで得られた基礎的データ

 本ページは、「ウツタイン大阪プロジェクトで集められたデータから得られた知見」を、わかりやすく公開する目的で作成しています。主な情報源は、査読を受けた論文としていますが、論文以外にも有用な情報があれば順次公開していきます(出典(情報源)は記載します)。
 特に、ウツタイン大阪プロジェクトの重要な構成員であり、忙しい救急業務の中で、データの登録を行って頂いている救急隊員の方々にウツタイン登録によって得られた成果をご確認していただけたらと思います。
 掲載内容にご質問等がありましたら、トップページの「お問い合わせ」からご連絡下さい。

トピックス一覧

院外心停止患者に対する、バイスタンダーによる胸骨圧迫のみの蘇生法の有効性 (2007年12月)
心停止の現場に居合わせた市民が行う胸骨圧迫のみの蘇生法は、大部分の成人院外心停止例(目撃のある心原性心停止)に対して、従来型の心肺蘇生法と同等に有効であることを示した。
(Circulationに掲載された内容より) (PDF
目撃のある心原性かつ心室細動・無脈性心室頻拍症例の予後とその関連因子について ~ウツタイン大阪プロジェクトより~ (2008年04月)
1998 年5 月1 日からの6年間に、一般市民に目撃された心室細動・無脈性心室頻拍の院外心停止の19.6%が一ヶ月生存した。80歳未満、女性、家族以外の目撃者、早期のCPR開始・電気ショック・病院到着が予後に関連すると考えられた。
(Resuscitationに掲載された内容より) (PDF
院外心停止例における搬入医療機関別転帰の検討 (2010年06月)
救命救急センターに搬送された症例は、その他の救急病院に搬送された症例に比較して良好な転帰を得ていた。現場での心拍再開が得られない心停止症例においては、救命救急センターへの搬送は神経学的予後良好に対する予後良好因子となっていた。
(Resuscitationに掲載された内容より) (PDF
難治性心室細動症例の頻度と転帰(2010年08月)
心停止の目撃がある成人・心原性心停止で、初期心電図波形が心室細動で、救急隊により除細動を受けるも病院到着時に心室細動であった難治性心室細動症例の頻度は、経年的に変化なくその転帰は悪いままであった。
(Resuscitationに掲載された内容より) (PDF
バイスタンダーの心肺蘇生講習会受講歴が内因性院外心停止患者の転帰に与える影響について(2011年05月)
心肺蘇生講習会を受講している者は、受講していない者と比べて、心停止現場で3.4倍心肺蘇生を実施しやすいことが明らかになった。心肺蘇生講習会の普及は、Bystander CPR実施率向上につながり、心停止患者の転帰改善に有効と考えられる。
(Resuscitationに掲載された内容より) (PDF
自己心拍の再開した心原性院外心肺停止症例の予後予測式の確立(2011年06月)
自己心拍の再開した心原性院外心肺停止症例の予後予測因子はVF症例では年齢、心停止時間、病院前心拍再開の有無であり、PEA/Asys症例では上記に加え、VFへの移行の有無であった。これら予測因子を用いた予後予測式の総的中率はVFで80.4%、PEA/Asysで95.6%であった。(予測式を用いた判定例付き)
(Resuscitationに掲載された内容より) (PDF
院外心停止発生直前の活動状況と環境要因が心停止発生に与える影響について(2011年08月)
院外心停止直前の活動状況別(入浴・就寝・就労・運動等)に、気温と心停止発生の関係を検討したところ、心停止の発生は気温の影響を受けており、この影響の程度は心停止発生直前の活動状況によって異なっていることが示唆された。
(Resuscitationに掲載された内容より) (PDF
病院外心停止における小児を中心とした年齢層別比較検討(2011年10月)
大阪府下で発生した小児の病院外心停止の大規模調査を行った。非外傷性の転帰は、成人に比べ良好であり、年齢層により特徴や転帰が大きく異なっていた。小児の心停止対する医療では年齢層に即した戦略が必要である。
(PEDIATRICS に掲載された内容より) (PDF
院外心停止の前駆症状とその発生時間(2013年02月)
心停止症例の60%ものの人に、長時間に渡り何らかの前駆症状があることが明らかになった。さらに、早期の救急隊による患者接触が、脳機能良好な状態での1ケ月生存に影響していることが明らかになった。前駆症状を早期に察知して、迅速に119番通報し、救急隊による早期の処置を受けることで、転帰を改善する可能性が示唆された。
(Resuscitationに掲載される内容より) (PDF